ゆうまオープンマリッジって言葉、聞いたことあるけど実際どうなんだろう…。



配偶者からオープンマリッジを提案されたけど、受け入れていいのかわからない…。
夫婦関係のあり方を見直したいと考えている人も、突然パートナーから提案されて戸惑っている人も、答えの出ない問いを抱えているのではないでしょうか?
近年はSNSやニュースで言葉を見かける機会が増えましたが、実際に日本の夫婦がどの程度オープンマリッジを選んでいるのか・法律上どう扱われるのかまでは、あまり知られていません。
そこでこの記事では、オープンマリッジついて以下の内容を解説します。
- オープンマリッジの定義と浮気・不倫との違い
- 日本での実際の広まり方と最新データ
- 認めてよかったという人の本音
- 後悔したという人の本音
- オープンマリッジが向いている・向いていない人
- 法律上どう扱われるのか
オープンマリッジの実態と法的リスクを理解することで、夫婦にとって現実的な選択肢であるか判断できるようになるでしょう。ぜひ最後までお読みください。
夫婦のあり方を変える前に、まずは同じ立場の人と本音で話してみるという方法もあります。
「Otona Table(オトナテーブル)」は、食事から始まる既婚者向けマッチングサービスです。
家庭を大切にしながら、同じ立場の相手と気持ちを分かち合いたい方におすすめです。
そもそもオープンマリッジとは?


「オープンマリッジ」という言葉自体は聞いたことがあっても、正確な意味や浮気・不倫との違いまで理解している人は多くありません。
ここでは、オープンマリッジについて解説します。
まずは基本的な考え方から確認していきましょう。
1. 配偶者公認で他者と関係を持つあり方


オープンマリッジとは、夫婦が婚姻関係を続けながら、お互いの合意のもとで配偶者以外との恋愛や性的な関係を認め合う結婚のあり方を指します。
離婚をせず夫婦関係は維持したまま、恋愛や性的な自由の部分だけを夫婦の外側にも開いていくという、1970年代のアメリカで生まれた概念です。
ただし、実際にオープンマリッジを取り入れた夫婦のなかには、夫婦間でルールの認識にズレが生じていたというケースもあるようです。
食事だけの関係なのか、性的関係を持つのか、など細かくルールを決めて、認識の不一致が生じないようにすることが大切といえます。
なお、オープンマリッジのように恋愛や性的な関係まで認めるのではなく、異性の友人として付き合う範囲にとどめる夫婦もいます。
詳細は関連記事「既婚者に異性の友達がいるのは非常識?浮気や不倫と誤解されない付き合い方・ルール」にて解説しています。


2. 浮気・不倫との違いは夫婦間の合意があるかどうか
オープンマリッジと浮気・不倫は、どちらも配偶者以外の相手と関係を持つという点では共通しています。違いは、配偶者が関係を知っているだけでなく、事前に納得しているかどうかにあります。
| 項目 | オープンマリッジ | 浮気・不倫 |
|---|---|---|
| 配偶者の認識 | ・事前に把握している ・合意している | ・把握していない ・隠されている |
| ルールの有無 | ・会う頻度や範囲などを取り決めている | ・特に取り決めがない |
合意がなければ、それはオープンマリッジではなく、単なる浮気・不倫になりかねません。
オープンマリッジは日本でどれくらい広まっている?


言葉の認知度が上がったからといって、実際に選ぶ夫婦が増えたとは限りません。ここでは日本で行われた複数の調査データをもとに、以下について解説します。
日本におけるオープンマリッジの実態を見ていきましょう。
1. 認知が広がる一方、実際に選ぶ夫婦は少数派
既婚者向けのマッチングサービスを利用する611人を対象にした調査では、約7割が「オープンマリッジ」という言葉を知っていたと回答しました。
参考:「オープンマリッジ」緊急アンケート@既婚者マッチングアプリユーザー600人の本音を公開
一方、実際に取り入れている夫婦は限られます。
全国の既婚男女1,000人を対象にした調査では、オープンマリッジを体験したことがあると答えた人は4.2%でした。



言葉は聞くようになったけど、実際にやっている夫婦はほとんどいないんだね…。
言葉として知られていることと、実際に夫婦が取り入れていることは別の話です。日本でオープンマリッジを選んでいる夫婦は少数派で、まだ一般化しているとはいえません。
2. 日本では反対派が多い傾向
全国の男女526人を対象にした株式会社AlbaLinkの調査では、オープンマリッジに「反対」と答えた人が56.2%と半数を超えました。
「どちらでもない」は27.6%、「賛成」は16.2%です
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賛成が2割に届かないんだ…。周りに打ち明けるのは難しそう。
なお、同調査ではオープンマリッジへの不安や懸念も聞いています。
- 信頼関係の維持が難しい(28.7%)
- 子育てに悪影響がある(24.5%)
- 社会的な理解を得にくい(20.5%)
参照:【オープンマリッジにおける理想の住まいは?】男女526人アンケート調査でわかった本音
恋愛・結婚観に対してより保守的な傾向があるとされる一般層では、反対の声がさらに強く出る結果となっています。
これらの結果からも、肯定派が多いとはいえないのが、日本の今の状況だといえるでしょう。
なお、配偶者以外との関係が周囲から否定的に受け止められやすいのは、オープンマリッジだけではありません。セカンドパートナーも同様に批判的な声を受けるケースも多く見られます。
その背景は、関連記事「セカンドパートナーがいると頭おかしいの?言われてしまう理由と不倫との違いを解説」にて詳しく解説しています。


3. SNSで話題になったきっかけ
オープンマリッジという言葉が急速に広まった直接のきっかけは、人気YouTuberのヒカルさんが自身の結婚生活について公表した発言だとされています。
この公表後、SNSやニュースで「オープンマリッジ」が広く取り上げられました。
「価値観は人それぞれ」という受け止め方がある一方、「一般的な感覚とは違う」「配偶者の心情が心配」といった否定的な意見も目立ちます。
著名人の公表をきっかけに言葉は一気に知られましたが、受け止め方は大きく分かれています。
【認めてよかった】オープンマリッジを選んだ人の実際の声


Web上のアンケートや体験談を見ると、オープンマリッジに対して共通するポジティブな声のパターンがいくつか見られます。ここでは、複数の声を踏まえた代表的な傾向として紹介します。
それぞれの声を見ていきましょう。
1. 夫婦間の会話が増えた
外での関係を隠さず正直に話すというルールにしたことで、かえって夫婦の信頼感や会話が増えたという声が見られます。



隠していた頃より、今のほうが夫婦としてちゃんと向き合えている気がする。
一方で、外での関係についてはあえて詳細を共有しないというルールを設け、その代わり「会話と安心感を大切にする」という軸だけは崩さないようにしている夫婦もいるようです。
「自由になったから会話が不要になった」のではなく、ルール作りや気持ちのすり合わせが必要になった結果、対話の量が増えたという声が目立ちます。
隠しごとをなくすことで、心の負担が軽くなったと感じている人もいるようです。
2. 夫婦関係を無理なく続けられた
すでにお互いの恋愛感情が薄れていた夫婦が、無理に関係を終わらせることなく続けられるようになったという声もあります。
「相手とトラブルにならないルールを守れるなら、外での関係は問わない。ただし夫婦としての関係は続け、配偶者を一番の存在とする」という考え方で、線引きをしながら付き合いを続けている例も見られます。
夫婦をやめる選択ではなく、夫婦を続けるためにお互いが納得できる決まりを設けるという発想が、共通して見られる特徴です。
3. 自己肯定感が上がった
外部から新鮮な刺激を得られたことで自己肯定感が高まり、家庭内でも穏やかに過ごせるようになったという声も見られます。
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異性として扱われる感覚を取り戻せた
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女性として肯定される時間が増えた
また、「自分は性的な満足を、配偶者は精神的な癒しを、それぞれが異なる相手から得る」という役割分担によって、夫婦間のストレスが減ったという声も見られます。
男性・女性として肯定された、自信が戻った、ストレスが減ったという趣旨の声が、複数の体験談で共通して見られています。
精神的な安定やストレス軽減、癒しを求めているなら、必ずしもオープンマリッジという形にこだわる必要はありません。
【こんなはずじゃなかった】オープンマリッジを後悔した人の声


良い面が語られる一方で、想定していなかった事態に発展し、後悔したという声も少なくありません。ここでは、オープンマリッジで「こんなはずではなかった」と感じた方々の意見を、以下の3つから紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
1. 配偶者以外の相手に本気になってしまった
外で知り合った相手に本気になってしまい、夫婦関係が壊れてしまったという声が見られました。
- 知り合った相手が第一優先の存在になってしまい、離婚へ発展した
- 交際相手と別れたくないという気持ちが強くなり、結局離婚を選んだ
- 相手を本気で好きになってしまい、「離婚して一緒になりたい」といわれる事態になった
オープンマリッジで出会った相手に本気になると、家庭を壊すきっかけになってしまうこともあります。
配偶者以外の相手と関係を持った結果どのような結末を迎えるのか、そして関係性を続けるかどうかを判断する基準について、関連記事「セカンドパートナーの末路7パターン|後悔しない終わり方と判断基準」で紹介しています。


2. 嫉妬や不安が想像以上に大きかった
始める前は「配偶者に別の相手がいても大丈夫」だと思っていたのに、実際に始めてみると嫉妬心や不安が想像以上に大きく、精神的に苦しくなったという声もあります。
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合意していたはずなのに、配偶者が他の人と会ったという報告を実際に聞くと、受け入れがたい気持ちになった。



事前の話し合いでは何とも思わなかったのに、いざ具体的な話を聞くと嫉妬心が大きくなった。
事前に合意できていたことと、実際に嫉妬しないことは必ずしもイコールではないという点が、こうした声からうかがえます。
3. 家族の生活にも影響が及んだ
配偶者との関係だけでなく、子どもへの影響につながったというケースも報告されています。
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オープンマリッジにした結果、夫婦の会話はかえって減ってしまった。配偶者は、本当はオープンマリッジに納得できていなかったんだ…。



子どもに直接伝えたわけではないが、家庭の空気の変化から子どもが戸惑っている様子が感じ取れた…。
夫婦だけの合意のつもりでも、子どもの生活にまで影響が及ぶ可能性があることは、見落とされがちなリスクといえます。
オープンマリッジほど踏み込まずに、同じ立場の相手と会うという選択肢もあります。
「Otona Table(オトナテーブル)」も、既婚者同士が食事を通じて本音を話し、心を落ち着ける時間を持てる場のひとつです。
恋愛・不倫・肉体関係を目的とした利用は規約で禁止されているため、家庭を大切にしたい方に向いています。
気になる方は、以下のページから詳細をご覧ください。
オープンマリッジの実際から見えた共通点


認めてよかったという声と、後悔したという声を照らし合わせると、夫婦の関係性によって向き不向きがあることが見えてきます。
ここでは、オープンマリッジが向いている夫婦と向いていない夫婦の共通点を紹介します。
自身に当てはめて考えてみましょう。
1. 向いている夫婦
オープンマリッジが向いている夫婦には、以下のような特徴があると考えられるでしょう。
- 始める前から、不満や不安を本音で話し合える
- オープンマリッジを始めた後も、定期的に決めたルールを見直せる
オープンマリッジをするうえでルールのすり合わせがしっかりできており、本音で話し合える関係性がある夫婦はうまくいく傾向にあるようです。
ルールも一度決めて終わりにせず、状況に応じて見直す柔軟さがあることも、無理なく続けられている夫婦に見られる特徴です。
オープンマリッジに限らず、夫婦関係を良好に維持するためのルール決めや線引きは難しいといえます。
既婚者同士で食事に行く場合の境界線については、関連記事「既婚者同士で食事に行くのはあり?浮気の境界線・相手の心理・安全な続け方を解説」で解説しています。


2. 向いていない夫婦
一方で、後悔した体験談の多くには、本音を伝えられないまま合意(ルール制定)をしてしまった・嫉妬心が出てしまったという背景が見え隠れします。
- 本音を飲み込み、相手に合わせすぎてしまう
- 独占欲が強く、自分が一番でありたい気持ちが強い
- 一度決めたルールに固執し、状況に応じて見直すのが苦手
事前の話し合いで「大丈夫」と答えていても、実際に直面すると嫉妬や不安が想像以上に大きくなるケースがあります。
このような後悔は、独占欲の強さやルールを見直す柔軟性の乏しさが要因になっている場合が多いといえるでしょう。
オープンマリッジは法律上どう扱われる?


オープンマリッジを検討するうえで気になるのが、法律上どのように扱われるのかという点です。ここで以下の2つについて基本的な考え方を解説します。
オープンマリッジという関係を続けるうえで、大変重要なポイントとなるため、必ず確認しておきましょう。
1. 合意があれば慰謝料は請求されない?
オープンマリッジに合意していても、自分の配偶者から慰謝料を請求される可能性はあります。
配偶者が他の相手と性的な関係を持ったとしても、それをお互いに認め合っている状態であれば、不貞行為を理由とした慰謝料請求は成立しにくいケースもあります。
ただし、合意の内容が「公序良俗に反する」と判断された場合には、その合意自体が無効となる可能性もあるため、法的リスクが完全にゼロとは言い切れません。
それぞれのケースによって判断が異なるため、詳細は専門家へ相談することをおすすめします。
2. 相手の配偶者から請求されるリスクは?
関係を持つ相手も既婚者の場合、その配偶者から慰謝料を請求される可能性があります。
夫婦で合意していても、相手の配偶者が同意していなければ、不倫として扱われることもあるからです。
トラブルを避けるには、相手と関係を持つ前に次の点を確認しておきましょう。
- 相手が既婚者か
- 相手も配偶者から合意を得ているか
- その合意がどこまでの範囲か
自分たち夫婦間のルールだけを整えても、相手側の家庭にまで合意が及んでいるとは限らない点は、見落としやすいポイントといえるでしょう。
オープンマリッジの実際を踏まえて夫婦で判断しよう


実際のオープンマリッジでは、認めてよかったという声もあれば、後悔したという声もあります。日本ではまだ少数派で、世間的にも反対の声が多いのも実情です。
認めてよかったケースと後悔したケース、向き不向きを踏まえると、オープンマリッジが自分たちに合うかどうかは、本音で話し合える関係を築けているかが重要といえそうです。
オープンマリッジを検討する人のなかには、性的な自由そのものよりも、家庭を壊さずに本音を話せる・癒やされる相手が欲しいと感じているケースもあります。
もしこのような気持ちに心当たりがあるなら、関係の形そのものを変える前に、まずは安心して話せる相手を探すところから始めてみるのもひとつの方法です。
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